帯広市内を移動していると
以前より空き家が目立つと
感じるようになりました。
2022年12月の十勝毎日新聞
電子版の記事によると
帯広市内の空き家は１０００戸以上
あるとのことです。
少子高齢化と人口減少が進めば
当然のことだと感じます。
空き家になる原因は？
空き家になる原因として
・相続したが管理ができない。
・解体にお金がかかる。
・更地にすると固定資産税が増加するので放置されている。
などの理由があり、空き家問題が深刻化しています。
「空家等対策の推進に関する特別措置法」とは？
●高齢化社会と団塊世代の相続が進み、空き家が急速に増加すると予想される。
●空き家の管理に問題を抱えている所有者が増えている。
●空き家の所有者が見つからない。
●空き家の放置による、治安・景観の悪化。
など、増え続ける空き家は全国的な
社会問題になっており
2015年5月に
「空家等対策の推進に関する特別措置法」
が施行されました。
●自治体が空き家に立ち入って実態を調べる。
●空き家の所有者に適切な管理を指導する。
●空き家・土地の活用を促進する。
●空き家を自治体が「特定空家」に指定し、立木伐採や住宅の除却などの助言・指導・勧告・命令をしたり、行政代執行（強制執行）する。
ということができるようになりました。
「空家等」とは、居住やその他の使用が
なされていない建築物やその敷地のことです。
（国や地方公共団体が所有・管理するものを除く）
「特定空家等」とは、倒壊や衛生上の危険
景観の損失などがある空家等を指します。
空き家問題の解決に向けた
国や地方自治体の積極的な
情報開示や支援策は
空き家の所有者や管理者の
問題解決を助けてくれるでしょう。
支援を活用する方法
今問題を抱えていて困っていたり
将来の事を考えて情報を集めたい
と思っている方は支援制度を
活用しましょう。
例えば帯広市では
空き家マッチングシステムという取り組みを
行っています。
空き家所有者と不動産業者を
つなげるシステムです。
ウエブサイトの利用が苦手な方は
直接電話で問い合わせたり
相談に行くことをお勧めします。
空き家を活用する動き
移住者支援や地域の活性化に
空き家を活用する動きがあります。
リノベーションやリフォームで
空き家を再生し
高齢者施設
カフェ
地域サロン
地域の交流スペース
シェアハウス
民泊
などとして活用している例が
あります。
成功例ばかりではなく
家賃収入が安定しない
騒音トラブル
口コミの低評価
修理費用が負担になる
などの失敗例もたくさんあることを
忘れてはならないと思います。
最後に
空き家問題はアイデアと対策次第で
地域や人に貢献できるチャンスも
持っています。
空き家に困っている人は
支援を活用して問題が解決し
空き家を活用したいと思っている人は
有益な情報が得られれば嬉しいです。
気軽に相談してみましょう♪
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