【十勝・帯広】トイレリフォームの失敗アレコレ

トイレのリフォームは、トイレ本体を交換するだけの簡単な工事だと考えている人が多いでしょう。
しかし、実際にはトイレが狭いスペースだからこそ注意が必要なのです。
日常的に使うトイレが快適でないと、ストレスの原因になります。
ここでは、トイレリフォームの失敗談まとめました。
快適なトイレを手に入れるための参考になれば幸いです。

便器のサイズを確認せず、狭くて使いにくいトイレになった

最近のトイレは、多種多様なサイズや機能があります。
掃除がしやすく、デザインも多彩でおしゃれです。
注意が必要なのは、トイレのタイプによってサイズが違うこと。

トイレを選ぶ際、既存のトイレスペースを考慮しないと、後で狭く感じることがあります。
トイレの両側が狭くて掃除が不便だったり、座ったときに前のスペースが狭くて使いにくかったりすることもあります。

狭くて使いにくいトイレはストレスの原因になります。
既存のトイレスペースに制約がある場合は、コンパクトなトイレを検討しましょう。

トイレ本体周りで大切なのは、以下の2つのポイントです。

1. トイレ本体から前面の壁やドアまで50cm以上のスペースを確保すること。
2. トイレ本体から横の壁まで15〜20cm以上のスペースを確保すること。

照明が暗すぎた・明るすぎた

照明をこだわったのに、トイレの照明が暗すぎたり、明るすぎたりする失敗があります。
住宅のトイレの明るさに関しては、JIS規格で約75ルクスが基準とされています。

電球色の照明を使うと、より落ち着いた明るさを得ることができます。
トイレで用を足し、健康をチェックするためには、約40～60ワットの照明が適しています。

注意が必要なのは、明るすぎる照明は、夜中にトイレを使用する際にめまいを感じる可能性があること。ご高齢の方がいるご家庭には、明るすぎる照明はおすすめしません。

明かりが目に直接入らないようにするために、間接照明やシェード、カバーなどの工夫が必要です。

収納が足りなかった

収納が思ったよりも不足して後悔することがよくあります。

限られたスペースでできるだけ収納を確保するために、デッドスペースを有効活用しましょう。
例えば、トイレの奥側や便器の裏側、壁や天井のスペースを、収納したいアイテムに合わせて利用することがおすすめです。

トイレットペーパーやサニタリー用品のストックを収納できるスペースはかならず確保しましょう。
必要なアイテムをすぐに取り出せるように、座ったままでも手が届く場所に収納スペースと確保する工夫が必要です。

見えないようにしたいものを収納する場合は、扉のついた収納スペースを利用すると、すっきりとした印象を保つことができます。

床材の選択を間違えた

デザインを重視して、トイレの床材を選ぶことが後悔の原因になることがあります。

トイレの床には耐水性と耐アンモニア性があり、掃除が簡単なものが適しています。
トイレは尿や手洗いの水が飛び散ることが多い場所です。
掃除にはさまざまな洗剤を使う事が必要になります。

水に弱い木材などは変色しやすいので注意が必要です。

床掃除を楽にするために、掃除しやすい材質を選ぶことをお勧めします。
トイレの床材として、デザインも豊富で、清潔な状態を保ちやすいクッションフロアが最適です。

手洗いの水が飛び散る

手洗いの水しぶきによるお手入れの手間が増えて後悔する方が多いです。
トイレタンクに付いている手洗い器は、小さな子供には使いづらく、周囲に水をこぼすことがよくあります。

トイレの手洗いには、独立型とトイレタンク一体型があります。
独立型の手洗いは使いやすく、水しぶきが少ないですが、スペースが必要です。

しかし、小さすぎると使いにくく、水しぶきが周りに飛ぶこともあります。
ボウルが小さい場合は水しぶきに注意が必要です。

水しぶきが気になる場合、トイレ内に手洗いを設置しないか、タオル掛けの場所に注意することを検討しましょう。

まとめ

トイレはスペースが狭く、使用する時間は短いですが、毎日必ず何度も使用する場所です。
快適に使えないと大きなストレスの原因となります。

トイレリフォームの失敗から学べることは、適切なトイレのサイズを選び、日常の掃除がしやすい材質を選ぶことです。

長く快適に使えるトイレ空間を作るために、慎重にアイテムを選びましょう。

トイレのリフォームを検討する際には、トイレリフォームの経験が豊富な専門業者に相談し、後悔のないトイレリフォームを実現しましょう。

機能性とデザイン性、どちらも妥協せず、最高のトイレを手に入れてください。