今日の十勝・帯広は
朝から雪が降っています。
あと数十センチは降る予報なので
買い物に行くタイミングを
どうしようか迷っています。
冬のお出かけは寒くておっくうですが
2月の十勝・帯広でおすすめの
遊びのスポットは帯広動物園。
寒いですが、晴れの日の日中は
意外と楽しめる場所です。
令和5年度の冬期開園は、
令和5年12月2日～令和6年2月25日まで。
冬期は土曜日、日曜日、祝日の
午前11時00分から午後2時00分までオープン
しています。
今年度はもう終わって
しまいましたが
ぜひ冬の動物たちの様子を
楽しんでください♪
さて、十勝・帯広は、
寒冷で厳しい冬と
温暖な夏が特徴です。
冬は氷点下が続き
夏は３０度前後の
暑さになります。
大気の環境に注目してみると
花粉によるアレルギー
最近は空気の乾燥による
砂・土埃や黄砂、
PM2.5の飛散が
気になる事があります。
できれば窓を開けずに
部屋の空気をきれいにしたい方
多いのではないでしょうか。
そんな方にご紹介します。
今回は、気密対策と換気のお話です。
気密対策とは？
お家に隙間があると、
その隙間から外の空気が
お家の中に入ったり、
逆に外の空気が
お家の中に入ったりで
熱が室内外を移動します。
この空気の移動による
熱の損失を少なくするために
隙間を減らすのが気密対策です。
気密性能だけを強化すると、
空気の出入りがなくなって
室内の空気環境が悪化します。
なので必要な換気を
コントロールすることが重要です。
お家を断熱化しても
お家の気密性を高めないと
断熱化の効果が発揮されません。
断熱化と気密化は
一緒に考えてあげましょう。
気密性を高めながら
お家の汚れた空気は
どのように換気するのがいいのか。
換気の種類をいくつかご紹介しましょう。
換気の種類とは？
機械換気
排気用のファンを使用して
お家の汚れた空気を
外に出します。
外の新鮮な空気は
給気口から取り入れます。
給気と排気を同時に行い
熱の損失を少なくする
省エネルギー型の
熱交換型換気ファンがあります。
自然換気
機械を使用せず、
お家の中の温度差を
利用して自然に換気します。
工夫により少ない
電気エネルギーで
換気をコントロールします。
機械換気が必要なのはなぜ？
日本では2003年に
24時間換気システム設置が
義務化されました。
シックハウス症候群を
防ぐためです。
機械換気はお家には
なくてならないものです。
キッチン・トイレの換気扇を
使用したいときに使用する
局所換気とは別に
24時間稼働が基本です。
機械換気の種類
機械換気の種類は3つに分けられます。
換気方法 給気方法 排気方法
第1種 機械給気 機械排気
第2種 機械給気 自然排気
第3種 自然給気 機械排気
多くのお家で採用されているのは、
第3種換気です。
第2種換気は、
住宅ではほとんど
採用されていません。
第1種換気は効率的に
熱と空気を
コントロールするためには必須です。
（出典： パナソニック株式会社「換気のおはなし （住宅編）」）
第一種換気
給気と排気を機械で行います。
お家の中の空気の動きを
コントロールすることが可能です。
給気と排気が別々の分散型、
一か所で行い各部屋に
ダクトをつなげる集中型があります。
他の換気システムよりも
複雑でコストがかかりますが、
全熱交換器と
組み合わせることで
効率的なエネルギ管理ができる
省エネ住宅と相性の
良いシステムです。
第二種換気
給気は機械で、
排気は排気口から
自然に排出します。
屋内が屋外よりも
気圧が高くなることを
利用して花粉やホコリなどが
侵入しにくくなるのが
メリットです。
建物の気密性が
高いことが前提です。
病院の手術室や
精密機械工場の
クリーンルームに
採用されることがあります。
第三種換気
排気は機械で、
給気は給気口から自然に
入るようにします。
第一種換気よりもコストが低く
住宅では一般的です。
外部の熱を吸い込み
空気と一緒に熱も排出されるので
熱を管理する効率は悪いです。
またお家の中の方が外部よりも
気圧が低くなるので
花粉やホコリ、
虫などが外部から
侵入しやすくなります。
換気方式で光熱費が削減できる
一般的な住宅では第3種換が
採用されています。
これを「第1種熱交換器付」の
換気設備に変えると
光熱費が削減できると
言われています。
暖冷房にかかる費用が
大きい地域ほど、
光熱費の削減金額は
大きくなります。
熱交換器は熱を有効活用できる
熱交換器で冷暖房負荷を減らし
エネルギーを
有効活用することができると
光熱費は安くなります。
（出典： パナソニック株式会社「熱交換気（全熱交換）とは」）
熱交換器とは
お家の中から出る空気と
外から入ってく空気の
熱が触れることで
室内の空気の温度に近づけて
給気をしてくれる機械です。
熱交換器とはその名の通り
熱（エネルギー）を
交換する機械です。
室内の空気と室外の空気は
混じることがなく
室内も空気のにおいや
有害物質が室内に
戻ってくることはありません。
上図では、
室内温度が20℃・外気0℃の場合
室内の20℃から外気の0℃へ
エネルギーが移動して14℃で
給気されることがわかります。
熱交換器がない換気では
外気0度の空気がそのまま
入ってきてしまうので
それだけ空気を暖める力が必要に
なってしまいます。
まとめ
空気のきれいな家を
つくるため
住宅の省エネ性能を
効率よく維持するために
気密対策と換気が
とても重要になること
知っていただけましたか？
都市部よりも断然空気がきれいで
環境もよい十勝・帯広では
関係のない話のようですが
居心地の良い家を
手に入れるために
換気の事もっと
知ってみませんか？
換気のより分かりやすい
お話はこちらです。
▼参照：パナソニック 換気のお話
新鮮な空気を確保して、快適で健康的な室内環境を手に入れましょう♪
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